フォト
2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

ウェブページ

無料ブログはココログ

« お見舞い | トップページ | 第3回犬の似顔絵会と犬猫似顔絵 »

2011年10月 2日 (日)

江戸東京たてもの園 

先日、東京都小金井市にある「江戸東京たてもの園」に行ってきました。

江戸の昔から、火事・水害・震災・戦災などにより貴重な歴史的建物が失われてきましたが、この「たてもの園」では、現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示しています。(←パンフレットまる写し)

こちらが出入り口になるビジターセンター。

Dscf7934

昭和15年に皇居前広場で行われた記念式典のために仮設された式殿を移築したものだそうです。

Dscf7907

田園調布の家。
当時にしてはめずらしい全室洋間になっています。

Dscf7908

江戸時代中期の農家。
多摩川を望む台地にあったそうです。

Dscf7909

これこれ、ご存じですか?
トイレに行った後手を洗うものですよ。
下のポッチを押すと水が出てきます。
水道のない時代のものですね。なつかしい~。 友達の家にありました。
我が家はこれじゃなく、手水鉢(陶器の器に水を入れたもの)でした。

Dscf7917

昔の商家、銭湯、居酒屋など、下町の風情を楽しむことができるゾーン。

Dscf7924

左から、文具店の三省堂、生花店、荒物屋。

Dscf7927

三省堂の中。引き出しの中に筆などの商品が入っています。
「千と千尋の神隠し」に使われたそうです。
釜爺がいたボイラー室だそうです。

Dscf7931

子宝湯。東京の銭湯を代表する建物です。

Dscf7929

仕立て屋。

建物を見るのも楽しかったのですが、私がひかれたのはこのなつかしい生活用品たち!

Dscf7918

おお~!七輪です!なつかしい!
小学校低学年くらいまでは我が家ではこの七輪を使ってました。
中にあるのは練炭ですね。これも使ってました。
下の窓のようなところを開けて、ウチワであおいで火をおこすんです。私も小学生でしたが、やってましたよ。

昔は、子供もそういう家の手伝いをしたもんです。

Dscf7919

たらいと洗濯板です。
私が幼稚園の頃には、母はこれで洗濯してました。

Dscf7920

おお~♪湯たんぽ♪
これも使ってましたよ~。
じかに触れるとやけどするので、布の袋に包んでお布団の中に入れました。
今はオレンジ色のプラスチックみたいな湯たんぽが売られてますね。

Dscf7923

懐かしい雰囲気の路地裏。
子供の頃、ケンケンパをして遊んだ記憶がよみがえります。

Dscf7921

あった、あった~♪
こういうゴミ箱。

Dscf7922

子供の頃は我が家もこういう物干しでした。
井戸もなつかしい♪

Dscf7932

あった、あった~♪
こういう洗濯機と炊飯器。

Dscf7925

あった、あった~♪
こういう黒電話。

Dscf7912

水を入れるおけ。
我が家も水道がなかったので、近くの井戸まで水を汲みにいって、こうして水をおけにためて柄杓でくんで飲み水にしていました。
いつごろまでかな~。私も井戸まで水汲みに行った記憶があるので、小学校低学年くらいまでは水道がなかったでしょうか。

Dscf7913

檜のお風呂です~♪
我が家もこれでした。
左の小さな蓋がある部分は、上がり湯と言ってきれいなお湯で、髪を洗うのはこのお湯を使います。
蓋の上にはよく猫が乗って寝ていて、うっかり足の力のバランスをくずすと蓋がズレて足をお湯につっこんで、あわてて飛び降り足をプルプル振ってました。
高校卒業するまでこのお風呂でした。
高校の頃にはガスを使って沸かしてましたが、小学生の頃は薪と石炭を使ってました。
私は、薪割りをした記憶もあります。
上手にナタで薪を割ってましたよ。

この写真では水道がついてましたが我が家は井戸からバケツで水をくんで風呂桶に水を入れてました。何度も運ぶので大変でした~。

昔の子供は家の手伝いをするのが当たり前だったんですね。
なにしろ、今のように電気ですぐにピッピッと火がつくわけじゃないので、母親はとにかく忙しかったのです。

掃除ははたきとほうきを使って、洗濯は洗濯板、ご飯はかまどで薪で炊いて、水は近くの井戸まで天秤棒をかついでバケツで汲みに行き…
ホントに昭和時代のお母さんの仕事は大変でした。

小学生で井戸に水汲みをし薪割りをしたって言うと、なんだか私がすっごく年配者のようですが、そんなことないですよ~。うちは田舎で貧乏だったからそういう暮らしだったんですよ~(^^;)

« お見舞い | トップページ | 第3回犬の似顔絵会と犬猫似顔絵 »

コメント

面白いですね~
3丁目の夕日の世界ですか~
もしかしたらそれよりちょっと古いかもしれませんね~
懐かしいもの、逆に初めて見るもの、色々あって。
思うに、江戸時代くらいから昭和のある時期まではあまり生活に変化はなかったんですね…
急激に近代化したんだな~って、写真と解説を読みながらフムフムと納得しているルビ母です!

これは面白い! すごく行ってみたくなりました。
江戸東京たてもの園って、何故だか勝手に模型があるところと思ってましたが、
復元された建物があるんですね!
江戸時代中期の農家とか、中に入れたりしたら是非見てみたいです☆

もはや映画の中の世界だし、
道具にしても力が必要だったり時間が必要だったりしそうなものばかりですが、
何故か、優しい気持ちで日々を送れそうな環境に見えてしまいます。

宮崎駿監督が大好きな私には、
「昔の商家、銭湯、居酒屋」~「子宝湯」までの4枚の写真が、
「千と千尋の神隠し」で見覚えがあります♪

素敵なところですね〜♪ 私も行ってみたくなりました!
炊飯器と黒電話は見覚えあります〜!
今の子って、このダイヤルを見てもどうしたらいいのか分からないんですよね〜。
ピンクの公衆電話でダイヤル式のものの使い方を教えてあげたら、
「へぇ〜!すご〜い!」なんて、面白がって何度も触って盛り上がっていました。
あ、手で上下にこぐ(?)と出てくる井戸も、小さい時に住んでいた団地の広場にあって、
面白がって友達とくみ上げていた思い出があります♪

ヒデッチさんへ

三丁目の夕日の設定はだいたい私が産まれた年代なので、こちらの建物はもっとずっと古いです。
江戸時代のものもありましたから。
でも、調度品などは懐かしいものばかり。
もっとたくさん画像があったんですが、あんまり多いのもどうかと思い、選択してアップしました。

でも江戸時代からあまり変わっていないものもありますよね。
かまどとか囲炉裏とか。
私が子供の頃にはご飯を炊くのはかまどでした。

そうですか。ルビ母さん見たことのないものもありましたか~(^^;)
これで私よりず~~っと年下でらっしゃると判明~~

ポリー・パパさんへ

そうですか。映画の中の世界ですか~(^^;)
私には現実の懐かしい世界だったんですが……

建物の中には入れますよ。
この日はたまたま囲炉裏を炊く日で、農家の中に入ると暑かったです。
解説をしてくれるおじさんもいました。
小学生の遠足の団体もいました。

解説を聞くのもおもしろいし、ぜひ行ってみてください。
ポリーさんは入れませんが…(^^;)

宮崎駿の色紙もありましたよ。
居酒屋にはちゃんとおかみがいて解説してくれました。

Cooさんへ

炊飯器と黒電話と井戸に覚えがあるんですね(#^.^#)

へー、今のコってダイヤル式の電話の使い方がわからないんですか~?
うちの近所のタバコ屋さんは未だに黒電話ですよ~。

こないだテレビで、若いコに二層式の洗濯機を使わせていたけど、どうしていいのかわからないんですよね。
生まれた時から全自動なのかな?
私が小学生の頃には、洗濯機は脱水をクルクル回すものでした(^^;)

井戸は昔は我が家になくて、近所の井戸までバケツを持ってくみに行くんです。それでお風呂に水を入れるので大変なんですよ。母は天秤棒をかついでバケツを2つぶらさげて何度も家まで運んだんです。私も手伝いましたよ~。
昔の子供は働き者でした(笑)

あ~~~~ ここ !

この前 江戸東京博物館へ行って来たんだけど

ここも いってみたくて 仕方のないとこなんだ

こりゃ いかなきゃ  こういう風景 大好きなんだよね

懐かしくって 暖かくって   

いくべ いくべ!

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 江戸東京たてもの園 :

« お見舞い | トップページ | 第3回犬の似顔絵会と犬猫似顔絵 »