工藤裕子さんクラシックminiライブ
先日は爆弾低気圧がやってきて被害もかなり出たようです。
被害にあわれた方にはお見舞い申し上げます。
我が家も強風と豪雨に備えて、ベランダの植木鉢を部屋の中に避難させました。
すると、どかした植木鉢の下にヤモリが避難してました!ごめんよ~
一見、保護色で見えなかったです(^^;)
また植木鉢を戻してあげようか、いや、植木も心配だし…などと考えてる間に、ヤモリは別の避難場所を探しに急いで去っていきました。
翌日7日は、ブログの友人、熟れたバナナさんことピアニストの工藤裕子さんのクラシックライブでした。
お天気の心配をなさって30分繰り下げての開場でしたが、朝から晴れてよかったです!
しかし、まだ風が時々強く吹いて、前夜の強風で折れた木の枝が路上を走ってました。
会場は荻窪駅から歩いて10分ほどの「かふぇ&ほーるwith遊」。
会場は、お茶やジュース、お菓子などが配られ、なごやかな雰囲気でした。
曲目は
バッハ / パルティータ 第1番 変ロ長調
バッハ / 主よ 人の望みの喜びよ
スカルラッティー / ピアノソナタ ロ短調 ニ短調
モーツアルト / ピアノソナタ 第17番 ニ長調
バッハ / パルティータ 第6番 ホ短調
ベートーヴェン / ピアノソナタ 第14番 嬰ハ短調 「月光」
でした。
私はクラシックに詳しくないので、初めて聴く曲が多くはずかしいのですが…「主よ人の望みの喜びよ」は大好きで、曲が流れてきたとたんジーンとしてしまいました
「月光」のCDも持っているのでたま~に聴いていたので、やはりジーンとしてしまいました。
特に、第3楽章は、CDを聴いているとものすごいスピードで弾いているように聴こえるので、これ人間が手で弾いているのか~すごいな~などと考えていたのですが、工藤さんがほんとに手で弾いていたので、「すごい~~!」と感動してしまいました!
あのスピードで指が動くなんて神業です!
それから強くバンバンと弾くところもCDとおんなじで、「うわ~CDとおんなじだ~!」と妙な感動の仕方をしました(^^;)
もちろん、演奏者が変われば同じ曲でも演奏が変わりますが、いつもCDで聴いている曲を今目の前で生きている工藤さんが演奏している…というのがスゴイと思ったんですよね~
それにあんな長くて難しい曲を何曲も暗譜してるって、信じられません!
工藤さんはブログで、今回の演奏が納得のいくものではなかったと書いていますが、わたしは工藤さんの演奏は好きです。
この翌日、日本画の展覧会「春の院展」に行ったのですが、その時思ったんです。
どれもすばらしい作品で、私のような日本画の初心者はどの作品が技術的に上手かということはわかりません。なので、どの作品が好きか…という評価になるということを。
一緒に行った友人は、日本画の先輩なので私よりもかなり技術的には上なのですが、作品を見ながら2人で話すのは「この絵、好き!ステキ!」「これはあまり好きじゃない…」という内容になるのです。
音楽も絵画も、技術は当然大事ですが、どれだけ人の心を揺さぶるか…というのは技術だけではないような気がします。
例えば、NHKのどじまんでも、鐘2つと鐘3つの差はわかりますが、鐘3つの数人の中で誰がチャンピオンになるかと予測するのは、「あの人の歌が一番好きだな~。あの人に優勝させたいな~。」という考えになります。
あ、NHKのどじまんはばあちゃんが好きなので毎週観てるんですよね
そうそう、それから、昔、ユーミンの曲をサーカスが歌っていましたが、サーカスはハーモニーが美しくすっごく上手ですよね。でも個人的にはユーミンの方が好きなんです。
絵画でも音楽でも、上手になることも目標だけど、人の心に響いて、人を癒したり元気にしたりできることが、表現の一番の目標じゃないのかな~♪
でも、クラシックは再現芸術というから、いかにその偉大な作曲家に近付くか…ということが大事なんでしょうか?
むずかしいですね~。
とかなんとかいろいろ書きましたが、私は技術的にはまだまだ赤ちゃんだし、表現するものも自分の中で把握しきれていないので、これから一生かけて楽しみながら表現していきたいと思います
ともあれ、工藤裕子さんのピアノライブも、春の院展も、いい刺激になりました♪
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コメント
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こんばんは~
今日も強風でしたよね~
風が強い日がすごく多いですね~
ヤモリちゃん、保護色でよく分かりませんね(*^m^)
ままさん、よく気付いて写真まで撮れました!
ピアノや、楽器出来る人って、尊敬しちゃいます
あの指、どうやったらあんな風に動くの?って思っちゃいますよね
音楽や絵で、「好き」で判断するの分かります~
技術はもちろんだけど、素人の私にはそこまで分からないんだけど、
でも、「なんかこれ好き!」ってなりますよね^^
投稿: cooco | 2013年4月 9日 (火) 23時51分
なずな・ままさん
こんにちは。
この度は、私のライヴにいらして下さっただけでなく、
ブログに、こんなに詳しい記事にしてアップして下さって、
どうも有り難うございました。
感激です!!
習い事は何でもそうでしょうが、
。

!
。
小さい頃から、それなりに頑張って続けてさえいれば、
誰でも、ある程度までは出来るようになります。
ただ…、どうしても、
反抗期だとか、
もっと楽しい遊びの誘惑だとか、
あるいは、お受験とか、
部活だとか…、
そういった時期を乗り越えられなくて止めてしまう人も多いので、
そういう方から見ると、
弾ける=凄い
と思われるンでしょうね。
何を隠そう、私だって、
子供の頃は色々ありました!
口うるさい母がイヤで、
ピアノを止めたいと思ったこともありました。
でも、私には、ピアノ以外の取り得がなかったから、
続けざるを得なかったンです
ですから、今、母からは
「あの時、ママがうるさく言ってでも練習させたから、
だから、今のあなたがあるのよっ!」
と、恩を着せられること、着せられること
もちろん、感謝はしてますけどね…
そんな私と比べると、
ままさんは、
ず〜〜〜っと絵をお好きで
続けてこられたンですから、
エラいし、
素直なお嬢チャマだったってことですね。
それも又羨ましいですぅ。
今回のライヴでは、
収穫と反省点の
両方を持ち帰ることとなり
困惑していますが、
又、次へのステップアップを目指して頑張ります。
有り難うございました。
それから、面識のない私の記事にコメントを下さる
ままさんのお友達にも感謝しています。
投稿: 熟れたバナナ | 2013年4月10日 (水) 12時11分
私は詳しい事はよくわからないのですが、絵を見たり、音楽を聴いたりするのは好きです。
音楽も絵もやっぱりハートですよね。
心がこもっていると、それが人に感動を与えると思います。
素敵なライブ、よかったですね。
ブロ友、万歳♪
投稿: ベルのお姉ちゃん | 2013年4月10日 (水) 21時15分
音楽も絵も、一生かけて勉強していくと真摯に向き合っている姿勢のお二人が、可愛いわんこやブログを通じて知り合われてお互いの個展やライブを訪れて刺激を受けているなんて、素敵なご縁だなぁ…素晴らしいなぁ〜と記事を読ませていただきました!
テクニックはものすご〜いけど、ただそれだけっていうのは全然心に響かないし、かといって豊かな内面を表現するためには技術が必要で…。
ままさんが書かれているように、難しいことですよね〜。
でも年をとらないと分からないこと、表現できない面なんかもあったりして、ずっと楽しみながら長く長くつき合っていく中で、どんどん新しい発見があったりするするのかな…。
私も良い刺激をもらえました〜♪ ありがとうございます♪
投稿: Coo | 2013年4月11日 (木) 01時21分
今年は風の強い日が多い気がしますよね。
風が強いとかよわい(?)私はよろよろしちゃうし、髪はボサボサになるし、困ります(>_<)
「好き」で評価するのわかります~?
絵の展覧会に行っても、詳しい技術的なことはわからないし、「え~?なに、この絵?」ってのが賞をとってたり…(^^;)イマイチわかりません。。。
「この人はすごい人だよ~」って言われても、作品が好きになれなければ「う~ん…」ってカンジだし…。
そうそう、楽器のできる人って尊敬しちゃいますよね。私もです。
ピアノでも管楽器でも、よく指が動くな~って。
私はこどものバイエルで挫折したし、フルートも続かなかったし、すぐに自分の限界がわかってしまいました~~(-▽-;)
続く人って限界が来てないってことだから、すごいですよね!
投稿: なずな・まま | 2013年4月11日 (木) 20時16分
いえいえ、続けていればある程度になる…っておっしゃいますが、まず続かないですよ。すぐに自分の限界を知って。
私は小学生の頃に、こどものバイエルをやりましたがすぐに挫折しちゃいました。とにかく、楽譜見て練習しても弾けないんですよ。
なので、続けることができたことが才能だと思いますよ!
でも、続けるってほんとに大変なことと思います。確かにいろんな誘惑もあるでしょうし…。
つらいこともたくさんおありだったことと思います。
お母様が援助してくださっていたんですね!
それはうらやましいです!
うちの親は、私の絵の才能を伸ばそうなんて考えたことは、ミジンもないと思います。教室どころか大学も行かせてもらえませんでしたから。
で、勉強しないでお絵かきばかりしてるのを叱られましたから、親に隠れて描いてました。漫画も隠れて描いてました(^^;)
絵を習うことができるようになったのは、ほんとに最近なので、今はすごく楽しいです♪
でも、これから人生何が起こるかわからないし、できるうちにやっておこうと思います。
バナナさんは何度も音楽をやめたいと思ったことがあるんですね。
私も漫画の仕事をやめたいと思ったことが何度もあります。10代20代の頃、何度講談社のトイレで泣いたことか
何度もやめたくなりながらも続けてらして、これからもご自身の向上をめざして励んでいるバナナさんはすごいな~と思います。
これからもご活躍を楽しみにしています♪
がんばってください
投稿: なずな・まま | 2013年4月11日 (木) 20時30分
そうですよね。絵も音楽も心ですよね~。
心がこもっていると見たり聴いたりする側にも伝わってくるし…。
一般の人はほとんど技術的なことはわからないんだから、癒しになったり元気になったりするものがいいな~と思います(#^.^#)
投稿: なずな・まま | 2013年4月11日 (木) 20時32分
Cooさんもプロの方だと思うんですが…やはり内面を表現するのは技術が必要だけど、技術だけではない…ですよね~。
年をとってわかること…ってあるみたいです。
絵画は年齢とともにいいものが描ける…ってアクリル画の先生は言ってましたから。
まだまだこれから…って思っていれば、長生きできそうな気もするし…(笑)。
ちなみに、熟れたバナナさんは、もともとは私の歌の先生なんです(#^.^#)
これも私がすぐに挫折したので続かず、少しの間疎遠になっていたのですが、おととしだったか「猫の額」に作品を置きに行く途中で、路上でバッタリお会いして、それからブログのお友達になったんですよ~♪
ご縁ですね~♪
投稿: なずな・まま | 2013年4月11日 (木) 20時41分