先日は、せりちゃんに暖かいお言葉をいただきありがとうございました。
未亡人になったふきちゃんは、一人暮らしになってしまいました…。
寂しいわよ!
セキセイインコは群れで暮らす生き物。
なので、再び子供たちと同居させることにしました。
しばらく同じカゴに入れてなかったので、どうかな~と心配したのですが、仲良くやってます 子供たちが一人前になるまでは、ずっと一緒に暮らしてたんだもんね。
でも、一人前になった子供たちは生意気になっていて、ふきママに対して「ジャマよ!」とか「うざい!」とか言ってるようです(笑)
まあ、どこの子供たちも同じですから、その程度はよしとしましょう
セキセイインコはこれでも気性が荒くなることもあり、相性の合わないもの同士をいきなりカゴに入れてしまうと、血をみる戦いをしてしまうこともあるそうです。
しかし、この小さな頭の中の小さな脳みそ(グリンピースくらい?)でも、自分を産んで育ててくれたママだとわかっているんでしょうね。
鳥は産まれて最初に見たものを、母親だと認識する習性があるから、そのへんはしっかりインプットされているのでしょう。
鳥は、体重に比較すると脳が大きい生き物だそうです。そして大脳よりも小脳が大きいと、昔本で読んだような記憶があります。小脳は本能などを司る脳でしょうか。
せりは、最後まで食事してました。
亡くなる直前、私が手のひらにアワタマを乗せて差し出すと、私の手のひらに乗ってアワタマを食べました。
でも、もうクチバシにも力がなく、食べている途中で目を閉じてしまいました。
それでも最後の力で、私の手のひらに乗ってきてくれたことがうれしかったです。
夜中に様子を見に行った時には止まり木にとまってました。
鳥は、平坦な地面で休むより、木にとまっていた方が楽なんだそうです。
あるいは、本能が発達してるから、地面に降りたら外敵にやられてしまうとわかっていて、最後まで木にとまっているのかもしれません。
鳥が木から落ちるのは死ぬ時です。なので鳥が死ぬことを落鳥といいます。
夜が明けて、最初にカゴのとまり木を見ました。
せりがいませんでした。
「ああ…」と思って、下を見ると、落ちていました。
まだ、やわらかかったです。翼はきれいに閉じていて、足もちゃんとした位置にありました。
最後、苦しまずにほんとによかった。
手乗りだった小桜インコのぐみちゃんは、何度も痙攣を起こして血を吐いて、カゴの中が血だらけになって亡くなっていったので、見ていてつらくてつらくて、ずっと涙が止まりませんでした。
それから、卵巣のう腫で手術して入院したセキセイインコのあんずが亡くなった時は、もっとつらかったです。病院から亡くなったという連絡が来たのが、亡くなって2日後だったんです。
そこは、今お世話になってる病院とは別のところです。鳥の病院として腕がいいと有名で友人の紹介でその病院に連れていきました。
亡くなってすぐに連絡をもらえなかったことで、悲しみと怒りでいっぱいでした。
病院に向かうタクシーの中で、運転手さんに見られるのも気にせずワンワン泣きました。
手術なんてさせなきゃよかった。あんな小さな体で麻酔をしたりメスを入れたりするのは無理だったんだ。
手乗りで私にべったりだったのに、最後についてあげなくて、ひどいことをしてしまった…。
…などと、後悔がたくさんこみあげてきて、いつまでたっても涙が止まりませんでした。
病院に着いたら、あんずが白い箱に入ってました。お花が添えられていました。
私は泣きながら「どうしてすぐに連絡をくださらなかったんですか!」と叫びました。
院長は、助手である母親に「なんだ、連絡しなかったの?」。母親が「だってあたしずっと肩が痛くて苦しくて…」と湿布をたくさん貼った肩をなでました。
ああ、書いていたらまたハラがたって涙が出てきました(>_<。)
なんだか話が横道にそれてしまいましたが…
そんな過去の出来事を思い出すと、せりは、奥さんや子供たちに見守られておだやかに亡くなったこと…それが救いです。
セキセイインコ一家は母子家庭となってしまいましたが、これからもよろしくお願いいたします
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