作画中だったなずなの闘病記の漫画が完成しました。
配信は今月26日とのことです。
また後日ブログで宣伝させていただきます。
タイトルは「奇跡の焼き鳥」です(#^^#)
手描きでアナログな作業の麻乃ですが…

今回配信される7作品のうち手描きは2作品だけだそうです。
なんか、時代に取り残されてる気がするけど、もしかして「今でも手描きで描くめずらしい漫画家」といずれ尊重される可能性もある?(笑)ないか…(^^;)
昔、漫画教室をやっていた頃は、カケアミの描き方とか点描の描き方とかベタフラッシュの描き方とか教えてましたが、今はそんなもの手で描く必要もなくなったのでしょうか。
数年前、小学校のキャリア教育の講師をやらせていただいた時、漫画原稿を見せながら説明していたら、5年生の女の子が「あたしはソフトを使って描いてます」って言って…∑(゚∇゚|||)
その後キャリア教育の講師は辞退させていただきました(;´▽`A``
もう時代が変わったからね。
寂しいけど、気軽に漫画を描けるようになったことは、子供たちにとって嬉しいことだと思います。
輪郭を手描きで描く漫画家さんも、色付けはスキャンした画像をパソコン内で処理するとか。
それから、アナログな麻乃が驚いたのは、漫画家とアシスタントが離れた場所で作業ができるということです。
タブレットを使って線描きした原稿をクラウドにアップして、アシスタントは自宅でソフトを使ってスクリーントーンを貼るので、会う必要がないのだそうです。
それは便利だけど…ちょっと寂しいですね。
やっぱりアシスタントさんといろんな話をするのも楽しいものです。
しかし今回は、以前来てくれていたアシさん二人のうち一人は、年末に次女が産まれて二人のお嬢さんの育児でてんやわんや。もう一人はちょっと体調を崩していて来られません。
一人寂しく3日かかってコツコツとトーン貼りしました(^^;)

ところで、あと一日で作品が完成するという深夜、消防車のサイレンが鳴り響き我が家の前で止まり…
目が覚めてパジャマの上にコートをはおり道路に出ると、消防車数台が並んで消防士がホースを取り出し消火作業を開始するところでしたΣ(゚д゚;)
どこ?どこが火事?
アトリエは自宅から7軒ほど先にあります。
ホースを持った消防士がそちらの方向へ行くので、ま、まさかアトリエ近辺から出火?と慌てた麻乃。
あと一息で完成する原稿が焼けたら…水に濡れたら……
考えただけで心臓がバクバク。顔から血の気が引いていきます。
ホースを飛び越えながら消火作業の現場に近づくと「危ないから近寄らないでください!」と叱られ…(@Д@;
「仕事場がそのあたりなんです」と状況を聞くと、どうも出火した家はアトリエとは数軒離れている様子。
ちょっと安心して「ホースに気を付けて!」とまた怒られながら家に戻りました。
しかし、消火作業はそれから2時間ほどかかり、消防士さんの声やいろんな物音で眠れず、さらに「もし燃え移って原稿が焼けたらどうしよう…水浸しになったらどうしよう…」と考え明け方近くまで眠れませんでした。
朝になり現場に行ってみると、アトリエと道をはさんで3軒目の家が燃えたということがわかりました。
消防士や鑑識、警察官などが数人いて、燃えた家具などを家の外に運び出してましたが、ケガをした方はいないもようです。
空気が乾燥してますから、みなさん気を付けましょう!
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