仁和寺と御室派のみほとけ
国立博物館の特別展「仁和寺と御室派のみほとけ」に行ってきました。
会場入り口には、国宝「薬師如来坐像」を観る人の列ができていましたが、さほどかからず如来様に到達。
ガラスケースに入った高さ12センチの仏像は、360度から見ることができました。
白檀を彫ったという細部の彫刻がすごい。(↓写真右上)
道明寺の十一面観音菩薩立像の美しい事!
美しいお顔と美しい衣に見とれましたが、台座の蓮まで一材から彫り出した一木彫像だそうです。すごい。平安初期のものだそうです。(↓写真左上)
後半の展示である、葛井寺の国宝「千手観音菩薩坐像」も見ることができました。
手が千本近くある千手観音菩薩は稀で、1041本の手があるこちらの千手観音菩薩は最多の本数で最古のものだそうです。
江戸時代の出開帳以来、初めて東京にお出ましに。しかも今回の展示では裏側も見ることができます。
そして、仁和寺・観音堂を再現した展示室では、写真撮影OK📷
この観音堂は通常非公開だそうです。
壁画の高精細画像と仏像33体を安置して再現。
今回の展覧会、国宝や重要文化財であるたくさんの仏像を拝見し、驚きと感動と同時にとてもありがたい気持ちになりました。
展示の数は170件。見応えがあり3時間近くかかりました。
しかし、たくさんの仏像は運ぶの大変だったでしょうねー。
葛井寺の千手観音菩薩の手の部分は4つに分けて運んだとのことです。
博物館に入る前に、上野公園入口にあるカフェでランチ。
以前パンダカレーをいただきましたが、こちらのカフェ、トイレにもパンダがいます(笑)
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